屋根のことQ&A

瓦の耐久年数はどのくらいですか?

地域の気候風土、環境によって差が出てくるものの、瓦はほとんどの場合は長期間安定して使うことができます。製品によって、色あせのような劣化は若干見られますが、性能面では問題ありません。ただ、経年劣化で瓦がずれたり、割れてしまうことがありますので、定期的なチェックをしてもらうことをお勧めします。

 

屋根瓦がずれている気がします。一度見ていただけますか。

滋賀県全域〜関西方面でしたらお伺いできます。現場の調査は無料にて実施しております。
また、屋根を見ようと思って屋根に上がるのは、非常に危険です。
特に築年数がたっている屋根には、問題が発生している事も考えられます。
現場の調査は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

 

 

屋根材は軽い方が良いのでしょうか?

屋根材の重量だけで良し悪しは言えません。屋根材の重みを考えた建築方法もあり、重い屋根材を軽いものに替えた時に重みでバランスが取れていた扉や柱にガタや隙間が出てくる事もあります。

 

「葺き替え(ふきかえ)」と「葺き直し(ふきなおし)」の違いは?

「葺き替え」はすでに屋根に葺かれている屋根材を撤去して新しい屋根材を葺くことです。「葺き直し」はズレたり、浮いたりしている部分を施工し直したり、現在葺かれている屋根瓦等を一度屋根から降ろして土や汚れを取り除いて再利用、補充して葺いていきます。

 

家の周りが狭くても工事をお願いできますか?

密集した住宅街のため隣家と軒先が引っ付いているとか、狭い通路を使う程度のことであれば作業に支障ありません。
ただ、立地条件によっては足場設置などにお時間をいただくことがございます。
 
 

瓦の差し替えは素人でもできますか?

屋根の上は非常に危険を伴いますし、専門的な知識も必要ですので、一度お気軽にご相談ください。
 
 

瓦の色やデザインは選べますか?

もちろん選べます。
しかし金属屋根や、化粧スレート葺きの屋根から、粘土瓦への葺き替えは柱なども細くなっている可能性もあるため荷重的に厳しい事があることなど、専門家の判断が必要になってきます。
 
屋根材は種類や色・形・機能が大変豊富です。外壁の素材や色など、地域の街並みを考えることも重要です。家全体の調和、バランスも考えてご提案させていただきます。
 
 

瓦屋根は他の屋根材に比べて、高いと聞きましたが本当ですか?

瓦屋根は他に比べて高いことは確かですが、例えば、スレート系屋根材では10数年程度経過すれば色あせて屋根の塗り替えが必要になり、トータルコストで高くなってしまいます。瓦屋根は色あせの心配はなく、長期的に見ればお得になります。

 

釉薬瓦に見られがちな細かいヒビ割れは、製品の劣化ではありませんか?

陶器は貫入(かんにゅう)と呼ばれる表面亀裂が発生する場合がありますが、これは陶器製品特有の釉薬表面層に発生する亀裂であり、本体生地までの亀裂ではなく品質の劣化を伴うものではありませんので、ご安心ください。